不定期刊行     中信高校山岳部かわらばん       2  2002.3.17

                   編集責任者 大西 浩

                              木曽高等学校 定時制

 第1号の反響に気をよくしています。早速大勢の方から感想をいただきました。読んですぐに感想を送れるというのも、メールならではです。いつも携帯片手にしているどっかの高校生のようでもありますが、返事がすぐに帰ってくるというのは嬉しいものでもあります。以下にお寄せいただいた声をそのまま掲載します。

かわらばんにお寄せいただいた声

「かわらばん」、ありがとうございました。長い間、専門委員長ご苦労様でした。

深志高校も、現在部員2名となってしまいました。新年度は、太谷Tと私が1学年に入りますので、授業などで勧誘をしていきたいと思います。

私は、新年度松塩地区の組合の書記長をやらされることになってしまいましたので、山へ行く機会は減ってしまうと思いますが、今後ともよろしくお願いします。

深志高校 田口

 

大西先生、こんにちは、尾曽です。

かわら版面白く読まさせていただきました。

                              2002/03/11(Mon) 07:35pm  尾曽

 

大西先生。こんにちは。今井です。

「かわらばん」大変興味深く読ませていただきました。良いアイデアですよね。エネルギーに敬服。御岳の山スキーにも行きたいのですが、総会、欠席させていただきます。年度末でにっちもさっちもいかなくなってしまいました。みなさんに、よろしくお伝えください。

 

今後も期待しています。わざわざありがとうございました。今年は長山協も役選の年で、競技、国体、ジュニア、クライミング等、高校生に関わる人事が紛糾しています。相談することが出てくると思いますが、その時はよろしくお願いします。また、山岳センターのクライミング研修会も予定通り実施されますね。お世話になりますが、よろしく。

浮須 由実  

転ばぬ先の杖  ほけん、保険、ホケン

皆さんは山に行くのに保険をかけていますか?今まで生徒引率にあたっても、あまりこのことが言われることはなかったように思います。しかし、考えてみれば、生徒を山へ連れていくときに保険に入っていないというのは、本当は大変に危険なことなのではないかと思います。私自身は信高山岳会を通して日本山岳協会の山岳共済(引受会社は三井住友海上)に入っているのですが、実際この保険は一緒に行ったメンバーと遭難事故を起こした場合、中のメンバーが保険に加入していないとその分減額されてしまいます。記憶に新しい一昨年の県山岳協会の富士山の事故がそうでした。実はこのことで未だに処理が済んでいないのです。というわけで、実は危ない橋を渡っているのです。

学校によっては、その都度保険(いわゆる旅行保険)をかけて山行にいっているところもあるようですが、まだ一般的ではないように思います。そんな実情の中、数年前から高校山岳部向けの山岳共済ができたのを知っていますか?これは高校山岳部の活動として、責任教師の引率の下に行われる国内の登山をカバーするもので、掛け金は一人年額3,000円です。細かい資料が大西の手元にありますので、興味のある顧問の先生は大西のところまでお問い合わせ下さい。

シンコー山岳会の総会が開かれました

シンコーといっても怪しいものじゃありません。新興宗教とも信仰とも関係ありません。漢字で書けば信高。というわけで、ご存知の方も多いと思いますが、シンコーとは、県内高校山岳部の顧問が中心になって作った任意の社会人山岳会)町まちははたんうは岳会    ののです。信高山岳会は今から21年前に、今は飯田に在住の勝野順氏を発起人に、高校生と安全な登山をするための、顧問の技術向上と親睦を目的に作られた山岳会です。かつては長野県高校生訪中登山交流会を6回にわたって主催し、のべ100人に及ぶ県内の高校山岳部員と中国の5000mの峰に登りました。また中央アルプス経ヶ岳に登山道を作ったり、中国青海省に山小屋を造ったりもしてきました。その信高山岳会(正式名称は信濃高等学校教職員山岳会)が3月16日木曽高校同窓会館において、本年度の総会を開催しました。

会議では今年度の事業報告、会計決算報告、特別事業のカシタシ遠征の報告や青海省登山協会との交流などの報告と新年度の事業計画、予算案などが話し合われました。会では年に6回の例会を計画しています。もちろんかわらばんの読者の多くは会員ですので、いわずもがなですが、もし一緒に山に登ってみたいなどという方がおられましたらお近くの会員(いない場合は大西でいいです)までお尋ねください。

シンコーことSKACは、別名さ(S)け(K)のむACでもあるそうで、山に登らず集まって酒を飲んだり語ったりするだけの仲間もいます。決して危険で近づきがたいクライマーばかりではありません。会員でない皆さんもぜひ仲間になりませんか?なお、当日集まったメンバーは伊澤(上田東)重田(上田東)筒井(木曽)久根(風越)竹内(諏訪実)福澤(弥生)飯沼(松南)大西(木曽)の各氏でした。

 翌17日はこの中の重田、久根、竹内、飯沼、大西に木曽高校の竹田先生を加えた6人で御岳山に日帰りで山スキーに出掛けました。斜面がてかてかの氷で大変でした。

編集子のひとりごとーー旅費規定の見直しは大変だ

 春休みにはいります。各校来年度の分掌を決める作業も大詰めにはいっているかと思われます。人事異動もほぼ確定しましたが、山岳部の顧問は決まったでしょうか?来年度の顧問が確定し、公表が差し支えない学校は大西までお知らせ下さい。それにしても、新年度から旅費規定が大幅に変わります。これについては、私自身もまだよくわからないところが多いのですが、山岳部の引率や遠足の引率については、日帰りなら0、宿泊は一日につき食卓費の2,200円しか出ないと言われています。その辺について実情はどうなるのでしょうか。学校間で情報を交換しましょう。(文責 大西)