不定期刊行 中信高校山岳部かわらばん 第4号 2002.3.31
編集責任者 大西 浩
木曽高等学校 定時制
旅費規定の改正についてはどこも大弱りです
大西さん いつもご苦労様です。1)旅費規程の「登山の部」について。
県内高校登山部の顧問集団をまとめる役は登山部専門委員長ですから、県内顧問−地区委員長−県委員長−高体連事務局経由でも県教育委員会へ意見を述べる必要が有ると思いますが(各学校経由も必要なのでしょうが)如何、考えますか?
行動を起こすのは4月18日(木)松本の勤労者福祉センターである、最初の4地区専門委員長会だと思いますが。 県高体連登山専門部委員長 加藤順(岩村田)
大西先生、「かわらばん」、ありがとうございました。
旅費の問題については、本校顧問もとても心配しています。各校の情報交換ができ
たらと思います。先生の作っていただいたシュミレーションでは、「やってられない!」というのが大方の顧問の気持ちではないでしょうか。何らかの形での付加給付を要求していけたらと思います。 たまたま、私は来年度松筑支部の書記長となりますので、新年度評議員会でもとりあげて行きたいと思いますし、県教委交渉などでも現場の声を伝えていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。 田口 裕士(深志)
この二つのルートでそれぞれ声をあげていくのと共に、各学校でそれぞれ声をあげていくという三つが今我々の取りうる方法なのでしょうか?それぞれ実効をあげるために「かわらばん」を使っていただいて大いに結構です。
大町高校の春休み合宿レポート
編集長ご苦労さんです。
かわらばん、楽しく見させていただいています。
旅費シュミレーションは決して楽しくない!!(切実な問題です)
御岳大変なようでしたね。でも救助要請しなかっただけよかったか?!
我ら町校山岳部も栂池で合宿をしました。(この時期の恒例です) 2泊3日の予定で行ったのですが、生徒が体調不良になったのと、悪天候のため1泊2日で逃げ帰りました。あわよくば小蓮華岳までともくろんでいるこの時期の合宿、所期の計画通り実施という見地からはこれで何と4連敗です。4年前はやはり大雨で一歩も動けず。3年前は大雪で天狗原までがやっと。昨年は天候は良かったものの、強風で天狗原からほうほうの呈で敗退。今年は雨こそなかったものの雪と視界不良のため、やはり天狗原まででした。初めから雪洞利用予定で出かけ、2泊するからとそれは立派な物を造ったのに・・・・(もったいない)
まだまだ、レポートしたい事項があるのですが、パソコンの調子が悪く、入力に苦労しますので、このへんで!? de 松田 大(大町)
中信地区山岳部関係のこの春の人事異動
(独断で載せました。誤りや漏れ等がありましたらご指摘下さい。次号でおわびして訂正いたします)
氏 名 |
前 任 校 |
異 動 先 |
青木 隆幸 |
木曽 |
飯田 |
向井 真弓 |
松本県ヶ丘 |
木曽 |
小林 國弘 |
梓川 |
白馬 |
今井 秀幸 |
総合教育センター |
穂高商業 |
沼田 陽子 |
丸ノ内中 |
開成中 |
浅川 行雄 |
梓川 |
ご退職 |
山崎佐喜治 |
梓川 |
ご退職 |
渡会 意士 |
美須々ヶ丘 |
ご退職 |
こんにちは。「かわらばん第3号」ありがとうございました。
穂高商業高校に転勤します。女子バスケットの顧問だそうです。山岳部はないようです。残念。女子の多い学校なので、3Kで嫌われてしまうのでしょうか。これからもよろしくお願いします。 今井 秀幸
一寸長めの編集子のひとりごと・・・再び旅費改正を巡って
三月上旬、屋代高校の星野先生から、あるメールをもらったときの最後の付け足しとして「ところで、新しい旅費規定を見て、一人の山岳部を、自然死させることにしました。ひどい、ひどすぎます。」と書かれていました。冒頭にもあげましたが、旅費改正(悪)の問題は高体連、高教組、各学校それぞれで声をあげていくことが必要だと思います。テントで暖をとり、水を作って食事を作るのに燃料費がかかります。暗くなれば、ランタンの灯やヘッドランプの電池も必要です。万が一の連絡手段のための無線機や携帯電話。これらの消耗品は、すべてが整っていない山の中だからこそいずれも必要なものです。テント泊は金がかからないなんて冗談じゃないですよね。食卓費2,200円ですべてをまかなえとは。
他のクラブは旅館の暖かい布団に寝てぬくぬくといい夢をみているというのに。好きでやってる私のような馬鹿はいいのでしょうが、あてがわれて顧問をやるような人にとっては大変だと思います。現任校ではじめて山岳部の顧問をやったある顧問が、夏はともかく、冬の雪の上にテントを張って眠るなんて信じられないといっていたのを思い出します。思えば僕のように好きで山岳の顧問をやってる者だって、学校が変われば野球やバスケットの顧問をやることがあるのと同じように、野球しか知らない人が山岳部の顧問をやらされることだってあるのです。金で済む問題じゃないけれど、少なくともそれがあるだけでも少しは顧問のなり手も出て来ようというものです。
夢を持ちにくくなっている世の中で、山岳部の持つ役割はますます大きいと考えています。そんな山岳部をつぶさないために、みんなで手をつなぐことが必要なのではないでしょうか。 (文責 大西)