不定期刊行　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第7号　　2002.4.18

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

編集責任者　大西　浩

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木曽高等学校　定時制

高校山岳部関連の催しを紹介します

各校新入部員の勧誘、クラブ結成などに忙殺されていることでしょう。蟻ヶ崎高校の尾曽先生よりこんなメールをいただきました。

　「かわらばん、快調ですね。すでに６号までいただき、良い情報源になっております。長く続けられるようお願いします。今年の日程を教えてください。春の県大会、北信越大会、新人戦中信大会、以上３つでしょうか。」

というわけで、各校で年間計画を立てる際の参考になればとの思いで、私のつかんでいる範囲での各種の高校山岳部に関わる催しについてお知らせいたします。

 

番号	内　　　　　　　容	期　　　　日	場　　　所	備　　考
１	高体連県大会	5月31日〜6月0２日	黒姫山
２	高体連北信越大会	6月14日〜6月16日	石川県白山
３	高体連全国大会	8月02日〜8月06日	茨城県
４	高体連中信新人戦	9月20日〜9月21日	乗鞍高原
５	山岳センター高校研修会	5月10日〜5月12日	針ノ木岳	4/30申込締切
６	山岳センター高校クライミング研修会	9月07日〜9月08日	大町人工壁	本年度新設
７	国体長野県予選会	5月25日〜5月26日	白馬スノーハープ
８	北信越国体	7月27日〜7月28日	福井県	本年よりＣ導入
９	国体	10月26日〜10月31日	高知県	本年よりＣ導入
１０	ジュニアスポーツクライミング県大会	期日未定（10月予定）	場所未定	第４回

 

高体連関係の行事や国体は県高体連の公式ホームページで公開されています。一度のぞいてみてはどうでしょうか。

と ころで全国大会、茨城県には大会ができる山があるのでしょうか？（失礼）他人事ながらちょっと気になります。ちなみに高体連のいくつかの専門部では公式 ページを開設していますが、今のところ登山専門部では開設していません。が、南信の専門部では現在開設準備中？のようです。

こ こにあげたもので今まで見たことのないものがある方も多いかと思います。特にクライミング関連のものがそうです。これについてはおいおい「かわらばん」で 紹介していこうと思っていますが、ぜひ生徒諸君に積極的に呼びかけていただきたいと思っています。中信地区の２，３年生は昨年の新人戦でクライミングに触 れてさらにもっとやりたいと思っている生徒も多いと思います。５番の山岳センターの研修会でも初日は人工壁でクライミングをやります。ぜひ参加を検討して下さい。クライミングを紹介すると部員が増えることは間違いないと思います。

まあ、これを参考に各校の年間の山行計画をたてて見て下さい。それにつけても、「おやつはカール」じゃなかった、「部員の欲しさよ！」ですよね。部員よこいこい。

 

中信地区の高体連登山専門部は以下のメンバーです。

去る４月９日中信高体連の総会が開かれ、登山専門部は以下のようになりました。

専門委員長　小林國弘（白馬）

専門委員　　赤羽康定（塩尻志学館）　　松田　大（大町) 　浮須由実（池田工業）

　　　　　　桑沢　悟（松本深志）　　　大西　浩（木曽）

中 信地区の登山専門委員は委員長を含め６人。任期は２年間です。今年の秋の新人戦は乗鞍高原での実施を考えています。６人だけでは大会は手薄です。多くの先 生方のご協力もお願いしますがその節はよろしく。おっとこれはこれからは僕がいうことではなかったっけ？ま、いっか。いずれにせよ、中信地区の山関係の教 員にはまだまだ隠れた人材がいます。そういったみんなで高校登山を盛り上げていきましょう。

山岳部、旅費問題

先日開かれた高教組の中央委員会で、山岳部の旅費の問題がとりあげられたことは前号の「かわらばん」でご紹介しましたが、この件については高教組でも大きく取り上げてくれています。「かわらばん」は高教組本部にも送っています。

以下は、本部からのメールです。「（前略）お 送りいただいた資料、何とか生かせるように考えたいと思います。しかし、県が考えていること（担当主事は異動してしまって今教育委員会にいませんが）は本 当にひどいもんです！食卓料は定額といいながら、飯ごう炊さん等選択の余地がなく生徒と同一の食事をとった場合、減額調整もある。という立場なんです！ふ ざけるなといたいです。一方で単身赴任者が出張時に自宅泊のばあい宿泊費は出ないが食卓料は定額支給可能（本人が請求すれば）等とも整理しています。何と いう不合理！何という机上の空論的お役所仕事！この件で２月３月ずっと担当者（異動した彼）とやり合ってきましたが未だ進展なしというのが内情です。交渉 でぜひ追求していきたいと思っています。高体連、山岳部顧問のつながり、等あらゆるつながりで声を大にしていきましょう。」

昨日行われた本部と県教委の「春 闘要求交渉の事前交渉」の中で、来る２５日の木曜日に行われる「要求書の提出交渉」でこの問題を取り扱うことを予告してきたそうです。ついては、現場の声 として私たち一人ひとりが声をあげることが必要だと思います。私はそれを聞いて今日、急きょ分会長にお願いして、当日の交渉に参加させてもらうことにしま した。もし、今から２５日の交渉に出ることが可能な方がいましたら、積極的に参加して一緒に行動しませんか？また、もしそれがだめでも、これから始まる各 校の校長交渉などを通してぜひ声をあげて下さい。それが今私たちにできることだと思います。

編集子のひとりごと

　木曽高校で今、「セリッククラムムス ターグ」の写真展を開催しています。山に興味のある生徒も、興味のない生徒も、目をとめていってくれます。これが即部員増につながるなんて思っていないけ れど、これを見て少しでも感じてくれる生徒がいてくれればいいと思っています。写真展開催希望があればお貸しします。（文責　大西）