不定期刊行             29  2002.10.8

  中信高校山岳部かわらばん   編集責任者 大西 浩

                             木曽高等学校 定時制

各地区の新人戦

各地区新人大会が行なわれています。すでに中、東、南信の三地区は終了し、11日から12日に鳥甲山で行なわれる北信大会を最後に今年の高体連関係の大会は終了します。各地区の様子をわかっている範囲でお伝えします。

一 番最初に行なわれたのが、中信地区で、9月20日(金)から21日(土)に乗鞍高原で行なわれました。この様子はかわらばん26号でお伝えしました。その 後、28日(土)29日(日)には菅平で東信大会、10月に入り5日(土)6日(日)に八ヶ岳で南信大会が行なわれたとの事です。高体連の登山専門部の ホームページの掲示板にこれらの大会のことが記載されていますので、ちょっと拝借してご紹介します。

 

5日・6日と快晴の下、無事、新人登山大会が終了しました。が、参加校3校、参加生徒数5名と、さびしい大会になってしまいました。このままで行くと・・・暗い話はここまで。大会の様子や天狗岳の紅葉を見たい方は

http://www.lcv.ne.jp/~kaichi/kaichinow.htm

をクリックしてください。(南信:諏訪実 竹内佳一)

3日(木) に、星野Tと秋山郷へ下見に行ってきました。良い天気で、紅葉も始まっており最高でした。キノコを沢山採りましたが、キャンプ場の管理人に鑑定してもらっ たら、ほんの一握りに減りました。5分でしびれるような毒キノコが多かったです。ついでに温泉の下見も念のためしておきました。いいお湯です。長野吉田高 校・須坂高校のみなさん、お待ちしております。(北信:長野工業 若狭信次)

28、29の土曜日曜、菅平で東信新人戦を計画しましたが、集合の時点で雨。天気予報も土日雨なので、交流のオリエンテーリングにしました。生徒32人、職員12人集まりました。(東信:岩村田 加藤順)

中 信大会が終わりました。今年の乗鞍岳は込んでいるという前評判でしたが、うわさにたがわずすごかったです。でも、今年の紅葉はどこもいまいちですね。とこ ろで、竹内さん業務用無線ありがとうございました。他地区でもどんどん使いましょう。先日福井の前々専門委員長の林先生から福井県でも長野新潟にあわせた 業務用無線を検討している旨の連絡がありました。(中信:木曽 大西浩

 

私 の知っている範囲では、新人大会は今までずっと中信大会の参加生徒数が一番多かったと思います。その中信の参加生徒が、今年はがくっと減って31人でし た。ついに参加生徒数の上で、東信地区に一人抜かされてしまいました。私がかつて丸子にいたころ、東信大会は上小(上田、小県)の数校で細々とやっている ような状態でした。しかし、ここ数年佐久地区の高校の山岳部(野沢北、野沢南、岩村田の3校)や上田西高など以前は出ていなかった学校が、顧問の先生方や 専門委員の先生方のご尽力で大会にも積極的に参加されるようになり、クラブ活動そのものもかなり活発にされているようです。ジリ貧傾向が言われて久しい県 内山岳部ですが、こと東信地区に関してはこのところ元気といってもいいのではないでしょうか。やはり、顧問が頑張れば生徒もそれにつられて頑張るものなの ですね。

風越の久根さんからも聞きましたが、南信はちょっとさびしかったようです。クラブがあっても大会に出てこないところもあるようですが、ちょっと残念です。

ということで残るは北信大会です。こちらも参加校は少ないようですが、事故のないよい大会になるよう期待しています。それにしても各地区大会の開催地はバラェティに富んでいて、さすが広い長野だなという感じがします。

県教研のポスターにご注目

 11 月8日から9日に県教研があります。そのポスターをご覧になりましたか?従来のものとは路線がかわり、なかなか粋なポスターです。原画(下の写真)は、昨 年中国新疆ウイグル自治区へ遠征したカシタシ登山隊の下岡先生の力作です。標高5,000m付近のガラ場をC1にむけて荷上げしているときのベストショッ トです。ところで、モデルは誰かわかりますか?僕ではない、とだけ言っておきましょう。

編集子のひとりごと

6日の日曜日、国体の練成の一環で、志賀高原岩菅山に登ってきました。紅葉がかなり下まで下りてきて秋真っ盛りの山は中高年登山者でにぎわっていました。

一 緒に登った中野実の宮本先生の話では、ここは、いつ来ても人がいるということでした。確かにその話の通りの込み具合でしたが、周囲のリフトだらけの山の中 で、唯一自然のままの姿を残す頂上に立つと、ここが滑降コースにならなかったのは正解だったとの思いを強くしました。(大西 記)