不定期刊行 第31号 2002.10.18
中信高校山岳部かわらばん
編集責任者 大西 浩
木曽高等学校 定時制
東信高体連クライミング講習会にあたって、保険の研究
26日の土曜日、東信高体連登山専門部でクライミングの講習会を行なうそうです。場所佐久アートウォールです。初めての試みですが、それに先立って、専門委員長の加藤先生と保険に関してメールを通じて、何回かのやり取りがありました。今後、クライミングを普及していく上で、参考になると思いますので、すべてこの場で報告します。
@加藤より大西へ
大西さん 教えて下さい。
10月26日(土曜日)数時間程、東信高体連登山専門部主催のクライミング講習会(室内)をやります。上田千曲の土屋善裕さんや中条の山口伸也さんにきてもらって助言をお願いする予定です。そこで、各高校が生徒を引率してくるとき各高校でどのような保険を(どこの代理店に)おねがいしたらよいのか教えて下さい。途中の移動のプロセスの保険ではなくクライミング練習中の事故に対する保険です。数時間きけば良いので、500円以内ですむ条件のものがあれば有り難いのですが、よろしくお願いします。 加藤順
A大西より加藤(村主、浮須)へ
村主先生、浮須先生
加藤さんから下のようなメールをもらいました。僕よりお二人のほうが詳しいと思いますので、転送します。お返事を全員にいただけませんか?
加藤先生
この件については浮須先生と村主先生が詳しいとおもいますので、これをそのまま転送します。いつもジュニア講習会でそのような保険に入っています。
お三方へ
地区でこのようなことが始まれば、どんどん普及しますね。たいへんすばらしいことだと思います。 大西浩
B村主より加藤へ
(講習会の実施は)素晴らしいですね。佐久アートウォールで講習会をやったとき、東信地区からの参加者がたった1名で、自分の力不足を痛感しておりましたので、地区主体でこういう動きがでてきたのは、本当にうれしい出来事です。長山協のジュニア講習会で入っているクライミング保険の代理店の連絡先は以下の通りです。
JFA;日本フリークライミング協会 安全委員会;SOSC 事務局 セブンエー内 担当 小日向 徹;
住所 〒193−0832 東京都八王子市散田町3−17−11 MSビル B1
TEL:0426−69−5330 FAX:0426−69−5331
保険料は、300円ぐらいからあります。ジュニア講習会では500円のものに入っています。ちなみに、セブンエーというのはクライミングジムで、担当の小日向さんもクライマーです。講習場所はどちらでしょうか?もしアートウォールであれば、森山さんに500円払ってその場にいていただければ、自動的に上記の保険に加入できます。その他、何かありましたら、連絡下さい。 村主恭則
C加藤より村主(大西、浮須)へ
村主さん(cc:大西さん、浮須さん)
ありがとうございました。練習場所は佐久アートウォールです。
質問:村主さんのメール中にある「森山さん」とは、どなたでしょうか?現在、佐久アートウォールの「菊池さん」という方と話をつめています。昨日、インターネットで検索して、小日向さんのページにたどりつき、仮の見積もり
を依頼していたところでした。ほかにお世話になることがあればまたメールしますので、私からメールが届けば、おてすきのとき返信ください。 加藤順
D加藤より大西へ 今回の件のまとめです。
クライミング保険について、いくつかのメールやり取りのすえ、加藤がやった方法を下記の通りまとめます。いろいろありがとうございました。
(あ)代理店
From:
"7a/kobinata" <info@7aplus.com>
セブンエー 事務所営業時間平日午後1時から7時 担当 ;小日向
193-0832 東京都八王子市散田町3-17-11NSビルB1
TEL:0426-69-5330 FAX0426-69-5331 mail:
info@7aplus.com
(い)方法
まず、 "7a/kobinata" <info@7aplus.com>へ自分の希望を言ってメールを出す。あとは、担当者が誘導してくれます
(う)加藤の事例研究
1相手と連絡をとった。
2支払う金額の目標を一人500円として相談。
3記名式と無記名式があったが、20人より少ないときは記名式が安いと判断した。
4記名式を選んだ旨、伝えた。
5大会の数日前までに、名前(ふりがなも)とお金が届くようにとの連絡を受ける。
6名前はメールでよい。お金は、一人500円×人数分を指定口座にATMで振り込む。
(え)考察
1教員なので、昼間の時間帯に銀行にゆっくり行かれないときなど、メールとATM(夕方の振込みが可能)ですむので便利であった。
2ほかの保険会社を詳しく調べたわけではないが、多分ここしかやっていないかもしれない。
3大会の1ヶ月くらいまえから連絡をとりあったほうが、ゆとりがあってよい。以上です。この件は、転載さしつかえありません。 加藤 順
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東信高体連で始める講習会についての保険の研究でした。各地区の高体連には講習会用の予算があるのではないかと思います。中信高体連にも講習会の予算枠があり、年度当初に各専門部に希望調査が行なわれ、希望した専門部(たとえばサッカーとか弓道とか)で総枠を配分して実施しています。以前からこれを有効に使おうとの声はあったのですが、なかなか具体的な話にはなりませんでした。すみません。これは前委員長大西というものの責任です。新しいことを始めるのは大変に勇気とずくのいることです。その点で、加藤先生に敬意を表します。26日の報告待っています。(大西 記)