不定期刊行             60  2003.7.3

中信高校山岳部かわらばん

    編集責任者 大西 浩

                           木曽高等学校 定時制

センター加々美主事より・・・講演会のおさそい

毎 日かわらばんご苦労様です。ということで思い出したのですが、松中・深志山岳部OB会では(私も一応事務局をやっています。確か市ノ瀬さんも・・・姓が変 わってから事務局ではお会いしないような・・・)下記のごとく講演会を行うことになりました。事務局長の古幡開太郎氏より中信地区(松本?)の高校教頭宛 にパンフを送付したそうですが、私からもお知らせいたします。

OB 会は約10年ほど前に立ち上げたのですが、最初は山岳部自体の創部がいつなのかも判らず、会員の名簿を作るにも一苦労でした。当時のOB会長は西村忠彦 (長野高校校長退職後)さんで、「校友」など丁寧に調べていただき、また渡会意士先生にも貴重な記録を提供していただくなどしてようやく創部80年記念誌 (5年前)にまとめることができました。OB会の総会(つまり飲み会)は10年来行っていたのですが、一区切りついたところで「ただ飲むだけでなく何かや ろう」ということで講演会の企画になったわけです。できれば深志の現役も参加できるようにしたかったのですが、当日模試が終わったら入山するとのことで実 現しませんでした。というわけで、第一回目の講演会を成功させたいので、現役高校生顧問を問わず興味のある方はご参加下さい。

松中・深志山岳部OB会講演会 (後援:松本市教育委員会)

  演題  「山の民族・平地の民族」

講師  下川裕治(ルポライター、松本深志山岳部OB)

日時  7月5日(土) 13:30〜16:00

場所  Mウィング3−2号室(松本市伊勢町)  入場無料

著書  「12万円で世界を歩く」「バンコク探検」「アジア赤貧旅行」

「歩くアジア」「アフガニスタン」など

            長野県山岳総合センター 加々美隆

 

 編者注)中信(松本)地区の先生方は、この講演会ご存じでしょうか?パンフレットがあるようですから(木曽高では今のところ目にしてない)教頭に聞いてみて下さい。

高体連の業務用無線機 5

ちょっ と時期が前後するが、秋の専門委員会ではこの問題については、白馬高校にある業務用無線を借用したらどうだろうかとか、白馬スキークラブにも無線があるな どの情報が出されたが、いずれも免許の関係などで借り上げは困難であった。そしてとにかく、この問題については、全く先は読めなかったが、県高体連に正攻 法で当たるしかなかろうというのがそのときの結論であったのだった。

そ れを受けた僕は、「このままでは大会開催は不可能」と、9月の高体連専門委員長会、12月に開かれた事務局固定化のための臨時理事会などことあるたびにか なりしつこく窮状を訴えた。これが功を奏したのだろうか、1月27日の専門委員長会の折の私の発言に対しては、大方の賛同を得られ、高体連として何とかし なければという空気が出てきた。しかし、解決するためには次年度の予算に組み込まなければならない。

2 月22日の理事会の直前だったと記憶しているのだが、ある日高体連の事務局長鈴木先生から僕に電話がかかってきた。業務用無線について、次年度レンタルも しくはリースというような形で予算に組み込みたいのだが、どのくらいするものなのか、調べてみてほしいということだった。鈴木先生と話した直後であった か、直前であったか。このあたりは少しうろ覚えなのだが、全くこんな偶然というものがあるのかと言うくらいのタイミングであったことは確かである。東京の マジョルカ・コムという見ず知らずの会社から、飛び込みで僕の所に電話がかかってきた。最初のきっかけがどんなだったのか、今思い出そうとしても思い浮か ばない。とにかく最初は業務用無線機の話ではなかったのかもしれない。先方は全くこちらの事情を知らなかったが、偶然話をしているうちに、先方から業務用 無線機の話が出てきた。(以下 次号)

梅雨時の楽しみ・・・松田レポート

7 月になりました、今年も半分終わりました。連日の、かわらばんご苦労さんです。あの雨の中、経ヶ岳登山道の整備ご苦労様。小生も天候次第では生徒を連れて 飛び込み参加、と計画したのですが、雨ではやむなし、中止しました。(飛び込み参加の話は川島さんには連絡無し、驚かそうと思ったのですが・・・・・)

土 曜日には、一度断った組合の学習検討会に参加してきました。またあの雨の中、白馬に登った國さんもご苦労様。長い間山登りをしていると、不思議な光景が見 られます。実は小生、日曜日には再び長走沢へユキザサを求めて行ってきました。今度は単独でしたので、時間が余ったら、馬尻へ陣中見舞いにと思ったのです が、元々家を出たのが遅かった、収穫が結構あり重かった、松本へ行く用事があった等々で、短時間のお遊びタイムでした。(行動時間ほんの2時間ほど)國さ んのレポートではないが、中幅域の残雪は相変わらず多く、まだまだユキザサは楽しめます。ウトブキもこれからの処もあります。楽しみです。山野草レポート  マニアからは垂涎の的であるトガクシショウマの群落を発見しました。値段が高く、山草店でも品薄であるが、あちこちに群生があることが一部で知られてい ます。入り易い所でしたら、あっという間に、山野草泥棒の餌食になってしまう。マー、見つけた処が足場の悪い所ですので、山野草泥棒おばさんには歯が立た ないだろう。

大雪渓に様子も見に行ってきたいと思っています。 de 松田大

編集子のひとりごと

せっ かくの講演会のお誘いなので、このままうっちゃったままでは申し訳ないと思い、今日もまた、学校から帰って一仕事したわけであります。というわけで、3連 チャンのかわらばんになりました。多分多くの学校では期末テストが終わったころだと推察します。よろしければ、生徒にも一声かけて参加を促してみてくださ い。

今 回のかわらばんは、中信地区の内輪だけの話題が多いので、それ以外の地区のみなさんには恐縮です。が、もともとこのかわらばんは「中信高校山岳部かわらば ん」なわけだし、「中信高校山岳部年報」の情報版的な意味で大西が自分の守備範囲の中ではじめた私的な通信なので、内容が偏っていることに関してはお許し 下され。(大西 記)