不定期刊行 第154号 2005.10.19
中信高校山岳部かわらばん
編集責任者 大西 浩
木曽高等学校定時制
芸術と文化の秋です・・・時にはゆったりといかがですか?
長山協の事務局長をしているといろいろな連絡が届きます。芸術と文化の秋、「文学」「書物」「絵画」の展覧会のお知らせです。時にはこんな山との関わりはいかがでしょう。
その1 山梨県立文学館の企画展「山の文学展―日本人―美とこころのふるさと」
開催期間:9月23日(金)から11月27日(日)まで。
展示構成:風景発見・山と宗教・旅人の山・近代の登山家たち・山の詩歌、山の文章
場 所:山梨県立文学館(甲府市貢川1−5−35)
入場料:企画展600円(常設展との共通券700円)
期間中、講演会や文学散歩なども企画されています。すでに終わってしまった企画もありますが、詳しくは下記の山梨県立文学のホームページにアクセスして確認ください。 http://www.bungaku.pref.yamanashi.jp/
その2 信州大学図書館「小谷コレクション展示会2005」 入場無料
開催期間:2005年11月3日(文化の日)〜11月6日(日) 10:00〜16:00
展示構成:「小谷隆一氏と山岳図書コレクション」と題し、コレクション寄贈者小谷隆一氏の紹介をテーマとして構成。
場 所:信大図書館松本図書館3階 特別資料室(松本市信大旭町キャンパス内)
講 演:「山・人・本を語る」 2005年11月3日(祝)13:30〜15:30
講演者 小谷隆一氏 司会 高石道明教授(信州大学山岳科学総合研究所)
会場 松本合同図書館1階会議室
映画上映:「アコンカグアの白い風と赤い月」「チョモランマへ夢のはじまり(未公開)」撮影・製作:舟橋栄子氏
11月3日(16:00-16:40)、11月4日〜6日(11:00-11:40、14:00-14:40)
詳しくは以下のホームページアドレスで http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/
その3 松本市美術館「スイススピリッツ展―山に魅せられた画家たち」
開催期間:10月29日(土)から12月23日(金)まで。
展示構成:近代以降のスイス美術を展望するのに山の風景をモティーフにした作品に焦点をあて、18世紀から20世紀初頭までのスイスの代表作を展観する第1部と、1930年代以降、抽象、ポストモダニズムの時代に、山というモティーフが具象を離れ、さまざまな芸術的な立場やメディアによってどのように扱われてきたかを提示する第2部から構成。
場 所:松本市美術館 (松本市中央4−2−22)
入場料:企画展1000円
こちらもこの展覧会に合わせた音楽会や講演会、映画会等も企画されています。ホームページアドレスは http://www.city.matsumoto.nagano.jp/artmuse/ です。
05年度中信地区高等学校安全登山研究会実技研修会開催要項
<目的>中信地区高等学校の学校登山および山岳部登山において、安全な登山を実施するための技術研修を行う。
<講師>今滝郁夫氏(長野県山岳協会遭難対策委員長、北アルプス遭難防止対策協会救助隊員)その他、山岳関係者に協力要請中
<日程および内容>
日時 |
場所 |
内容 |
備考 |
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11月11日 金 |
13:00 |
大町人工壁 |
実技T「クライミング」 ・
クライミングギアについて ・
クライミング技術の初歩 ・
クライミング指導の初歩 |
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16:00 |
山岳総合 センター |
開講式 実技U「危急時対策1」 ・
ロープワークの基礎 ・
搬送(担架、ザイルモッコなど) ・
その他 |
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18:00 |
センター |
・
夕食 |
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19:00 |
センター |
研究協議T ・
登山における安全確保 ・
学校登山における課題 ・
山岳部の活性化 |
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21:00 |
センター |
実技V「危急時対策2」(希望者) ・
ビバーク |
センター脇の公園でビバーク等検討 |
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22:00 |
センター |
就寝 |
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12日 土 |
6:00 |
センター |
起床 ・
朝食、清掃 ・
移動 |
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8:00 |
鍬の峰 |
実技W 「ルートファインディングと歩行」 ・
鍬の峰(大町市)における実地研修 ・
ヴァリエーションルートによる登山で、ルートファインディングや歩行などの確認を行う |
雨天時はセンター ロープワークなど |
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14::00 |
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閉講式・終了 |
現地解散 |
<持ち物>
クライミング用具(お持ちの方だけで構いません)日帰り登山装備(行動食を含む)宿泊用具
<費用>
1)宿泊 :シーツ代500円、夕食代、朝食代、交流会費用ほか
1)
実技 :保険代500円(申し込んだ方のみ)
編集子のひとりごと
上記、講習会担当の下岡さんからは、「中信地区の関係者は、出張で参加することができます。関係者以外でも、他地区でも自主的にご参加ください。大いに歓迎します。」と連絡して頂いています。部分参加でも結構です。みんなで盛り上げましょう。(大西 記)