5月22日(木)、23日(金)に長野県高体連登山専門部役員で下見を行いました。
天候は降ったりやんだりを繰り返しながら上高地〜徳沢:雨、長塀山付近より雪、山頂は吹雪と、標高によって刻々と気象状況がめまぐるしく変わる天候でし
た。
寒気の入り込みを繰り返し、例年より雪解けが遅れているため、標高1800mあたりから(写真1)のように雪が現れ、長塀山付近は道標が隠れ積雪は2m
近くある様に思われました。(写真2)とくにこの長塀尾根は雪が付いているとルートを見失いやすいので、赤テープと黄色いペンキマーカーを確認しながら歩
かないと迷う可能性もありそうです。
稜線まで出るとハイマツガ現れ、登山道には雪もなくしっかりと歩けますが(写真3)、風強く吹雪の状態でした。山頂では震えながら記念撮影をしておきま
した。(写真4、写真5)
蝶ヶ岳ヒュッテ(写真6)を過ぎしばらく稜線を歩きますが、二重稜線になっているためガスが巻き視界が悪いときは注意が必要かもしれません。(写真7)
横尾方面の分岐から一気に標高を下げますが、やはり雪が多くやはり1800mあたりまで雪に覆われていました。傾斜が急なだけに気をつけたいところで
す。横尾まで降りてくると雪もなく(写真8)後は歩きやすい平坦な道を徳沢方面に向かって歩き無事到着です。
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写真1:1800m付近の雪
の様子
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写真2:長塀山上部の雪の様
子
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写真3:稜線にでると登山道
が現れた。
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写真4:吹雪に震えながら
ピークを踏む
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写真5:もう一枚
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写真6:吹雪の中の蝶ヶ岳
ヒュッテ
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写真7:広い稜線
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写真8:横尾
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下見時は、あいにくの天候とコンディションでしたが、大会当日までには
もう少し雪解けが進むことが期待されます。また、天候が良ければ稜線に出たとたんに心が躍るような景色を見ることができるでしょう。
大会当日は、是非とも良い天候であることを願っています。
天気が良いとこんな感じです。
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定番の景色 河童橋から岳
沢、奥穂高方面
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小梨平付近から望む 迫力の
岳沢
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広く快適な 徳沢園のテント
場
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テン場付近はきれいなニリン
ソウの群生地
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目の前にそびえる明神岳
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